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雄you遊

129号

特集

S E R I E S 24 初めての現場担当を終えて

[物件名]武蔵小山長谷川ビル新築工事

2023/01/01

誰しも初めて一人現場を担当した時のことは一生忘れられないことだと思います。
そこで、振り返っていろいろ語ってもらいました。


聞くはいっときの恥。現場ではプライドは捨てて。
【入社6年目】
第一工事本部
川本 雅晴
初めてのひとり現場概要
[物 件 名]武蔵小山長谷川ビル新築工事
[工  期]2021年12月16日~2022年11月24日
[工事概要]S造/地上3階(テナント数5)
[電気設備概要]
高圧引込設備、受変電設備、幹線設備、
動力設備、電灯コンセント設備、通信配管設備、
テレビ共聴設備、非常放送設備、
機械警備・監視カメラ配管設備、
自動火災報知設備 
 

現場の第一印象はどうでしたか。
 現場事務所が現地に無く、当社本店の3階がその代替として設定されました。諸先輩たちが近くにいるので不安はないものの、本店から現場まで徒歩20分かかり、会議資料や図面で不備があるとそのたびに往復することになり、こうした無駄を極力排除するため、いつも以上に準備万端を心がけました。
何が大変でしたか。その克服法は?

 原価管理が大変でした。現場検討や諸官庁届出などは過去の経験で進められましたが、原価を意識したうえでの打合せの経験が乏しく、工事長や先輩社員にご指導を仰ぎながら克服できました。
危機一髪!ピンチをどう回避しましたか。

 キュービクルに圧着端子が付属されていないことがありました。受電まで実働10日。社会情勢もあり、納期が間に合わないものも出てきました。先輩や協力会社に不足数量を伝えたところ、短期間でかき集めてくださり、納期内に何とか受電することができました。
資機材の先行手配で成果があったとか。

 コロナ禍やウクライナ侵攻の影響もあり、特に一部資材の納期が未定であり、早急に仕様の承諾を得るため、最優先で検討しました。定例会議でも状況をご理解いただき、優先的に時間を割いていただいたおかげで、納期遅れ・工程への影響もなく進められました。
初めての経験は、次の現場に活かせましたか。

 壁にぶつかったときに、周囲へ助けを求めることの大事さを改めて感じました。余計なプライドは不要。わからないことはわからないと言い、問題解決を最優先する事が重要だということを再認識しました。次の現場でも今の気持ちを忘れずに行動していきます。


初めての現場担当、自己採点は 80点

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