雄you遊

119号

巻頭言

緊急事態宣言を経て

社長 小島 兼隆

2020/07/01

新型コロナウイルス感染症により
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
影響を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
また、医療関係者の皆様、
社会システムの維持に努力されている皆様に、
改めて感謝の意を表します。


 緊急事態宣言は解除されたものの、連日、感染者の報告は続いている。幸い、当社においては、家族を含め感染した者は出ていないが、まだまだ気を許せる状況では決してない。緊急事態宣言中、閉所した現場も、今では、少人数での朝礼や、休憩時間の分散化、テレワークによる打合せなど、3密状態を回避しながら再開している。当社においても、時差通勤やテレワーク勤務の導入、安全衛生大会や社内会議の中止、新入社員教育の見直しなどの対応を行ったが、6月から徐々に行事の再開を進めている。
 現状、当社業務において、「明日からの仕事がなくなる」という状態ではないものの、広範囲に及ぶ経済への影響は、設備投資の抑制や購買意欲の減少を招き、いずれ建設業界にも大きな影を及ぼすであろう。当社は今年、創業90周年を迎えるが、記念式典や関連行事については延期を含め検討を始めた。
 今回の新型コロナウイルス感染による緊急事態宣言の中で、考えさせられたことは「不要・不急」の判断である。何が「不要」で、何が「不急」なのか。「不要・不急」がわかると逆に、何が「必要」で何が「緊急」であるかがわかってくる。「不要・不急」の判断を行うことは、自分自身や仕事の内容を、もう一度見直すことにつながるのではないか。
 3密を避けるため、社内会議や採用面接など、人との接触をウェブにより実施しているが、フェイスtoフェイスによるコミュニケーションを重視してきた会社としては、自分自身や会社の特色をいかに相手に伝えるかに苦心する。
 コロナ禍の影響が徐々に緩和されていく中、効率だけを求めるのではなく、今までの会社のあり方を踏襲し、コロナ後の「新しい時代」の中で、100周年に向けての「飛躍」のスタートとしよう

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