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雄you遊

105号

巻頭言

不確実な時代の「決断」

社長 小島 兼隆

2017/01/04

 昨年は、英国のEUからの離脱や、米国次期大統領にトランプ氏が選出されるなど、事前の予想を覆す、大きな出来事が起こった年であった。特にトランプ氏の選出は、クリントン氏の優勢をほとんどの人が予測する中での逆転勝利であり、我々もその結果を受け入れるのに時間がかかる状況となった。このことは、今さらではあるが、いつ何が起ってもおかしくない不確実な時代に入ったことを象徴している。

 不確実な時代だから、「今までと同じことをやっていれば無難」は通用せず、成長の期待は望めない。「あの人と同じことをやっていれば大丈夫」では、選んでもらえない。今までとは変わったこと、人とは違ったことをやらなければ、生き残ることさえ難しい。だが、昨日までと変わったこと、人とは違ったことをするには、かなりの勇気がいる。そして、やってみても成功するとは限らない。しかし、自らが成長し、競争に勝つためには、まず考え、工夫を生み出す「創意工夫」と、ミスを恐れずに思い切って実行することが大切だ。考え抜いた案と、積極的にトライした上での失敗は教訓となり、次の成長につながっていく。
 チームワークを必要とする仕事においては、仕事がうまく運ぶように、前もって手順、手はずを整えること、仕事の先々を読んで、段取りを早め早めに進める「先行管理」が肝要となる。先手を打つか、後手に回るかは、明らかに雲泥の差となる。先行管理を行うことで、今までより楽に、しかも予想した以上に良い結果が生まれ、新鮮な発見をするに違いない。これが引き金となり、次の先行管理を引き出し、うまく回転するようになる。

 今年の誕生日会で配る色紙の文字を「決断」とした。いろいろな情報や選択肢がある中で、最後は自分で決断し、その結果に対して責任を持つ。不確実な時代に、より良い決断を行うには、「創意工夫」と「先行管理」を常に心がけ、身につけ、仕事に活かしていくことで、迷うことなく乗り切って行ける。

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